Aodobe Illustrator(イラストレーター)で、動画用に新規ファイルを作成する場合のこと。
「新規ドキュメント」で「ビデオとフィルム」を選択し、自分の目的に合ったプリセットサイズを指定すると・・・
こんな感じで、ガイド線付きのアートボードが作成されます。
で、問題は↓このセーフマーカー部分。
ビデオセーフエリアの「アクションセーフ」と「タイトルセーフ」をガイド表示している(らしい)線ですが、困ったことに、このセーフエリアの割合(アクション:90%/タイトル:80%)は、日本の動画制作の現場では、現在 ほぼ使われていない古い数値なのです。
しかも、現状、Illustratorでは、このセーフエリアの割合(数値)を修正する手段がなく、そのため、このガイドには ほとんど使いみちがありません。テロップを制作する際などは、勘違いしないように、とりあえず 非表示にしておくことをおすすめします。
「ビデオセーフエリア」を非表示にする方法
ツールから「アートボードツール」を選択。
画面上部の「アートボードオプション」をクリック。
「アートボードオプション」ウィンドウが開いたら、「表示」部分の「ビデオセーフエリアを表示」のチェックを外します。
以上でセーフエリアのガイド表示は消えます。
アートボード脇の数値(定規)に関しては、メニューの「表示 > アートボード定規を隠す」でON/OFF可能です。
透過状態を表すチェック柄(背景部分)は「表示 > 透明グリッドを隠す」でオフにできます
まとめ
というわけで、Illustratorで「ビデオセーフエリア」のガイド表示を消す方法の紹介でした。
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